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交渉人 真下正義
交渉人 真下正義をレイトショーで観てきました。もともと踊る大捜査線はドラマシリーズから大好きなので、文句なしに面白かったです。
いつの間に雪乃さんとそんな仲になったの、、、?という疑問はありましたが(笑

さて、映画そのものは本当に面白かったんですが、今回映画の主軸は地下鉄ジャックでした。レールの規格の違いを超えてすべての路線を走ることができる、開発中のフリーゲージトレイン「クモE4-600」がジャックされて、地下鉄を縦横無尽に走り回るわけですが、ところどころに「ぶつかる――っ」とか「あのカーブにこのスピードで突っ込んだら、、、」とか先日の電車事故を思わせる言葉が出てきて、まったく事故とは関係ない私でも、その場面は純粋に楽しむのが難しかったです。

ただ、事故を思い出させるようなシーンばかりだったわけではなく、そのクモを止めるべく指令室で奮闘するTTRの職員の人の奮闘ぶりや、線引き屋(臨時ダイヤを書き上げる人)が自分の仕事に誇りをもって取り組んでいるところをみて、JR西日本にもこんな風に仕事に誇りを持って、人命第一で取り組んでいた人はいたんだろうか、まったくいないとは言わないけれど、みんながそういった姿勢で仕事をしていたら、現場から救助せずに出勤するとか、当日宴会に行くとか、そんなことは起きなかったんじゃないかとか思いました。

特に、クモにすぐ後ろにつかれて、衝突寸前のまま走っている車両の運転手さんが指令室の人に対して「あなたに全部預けます」っていうようなことを言ったとき、一番ぐっときました。
確かにこれは作り事かもしれないけれど、いざというとき人の命を守るのは機械でもプログラムでもなくて(映画の中で壊れてましたし)、信頼だとか責任感だとか、そういうものなのだと思います。アナクロっぽいですけどね。

というわけで、映画は面白かったけれど、色々考えてしまいました。

公式サイト
http://www.odoru-legend.com/
by navez | 2005-06-19 15:52 | つれづれ
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